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仁神社

支部名 上高井支部
宮司名 片山光一
神社名 高仁神社(たかひとじんじゃ)
鎮座地 須坂市大字仁礼字権現堂269
祭神名 建御名方富命(たてみなかたとみのみこと)
八坂刀賣命(やさかとめのみこと)
例祭日 かつては7月、宵宮の祭りが20日、本祭りが21日と決まっていたが、現在ではその両日に近い土曜・日曜の日を選んで行っている。
「高仁神社夏祭り」或いは「仁礼の御祭礼」と呼ぶ仁礼町一番の例祭で、町全体で行うのはこの祭りだけである。神楽奉納に賛同、協力する青壮年者による笛、太鼓、獅子舞いの稽古が五月から始まり、この祭りに総力を上げて神楽を奉納する。祭りの二日間は参道に大掛かりな門灯籠、五反、三反、一反の幟を建て、また六十八本の夜燈を並べ立てて夜はそこに蝋燭を灯す。
家庭では、親戚、知人を招いてご馳走する。宵宮の祭りは、夕刻町の両端の集落からそれぞれ獅子頭を積み、笛、太鼓を打ち鳴らす神楽を中心に、傘鉾、大小の提灯、灯籠に灯を入れた道中行列が出発し、途中で合流して高仁神社まで町内を巡り歩く。その百を越える提灯、灯籠の灯と青田を渡る風にのって広がる笛、太鼓の響きは、何ともいえがたい風情がある。一之鳥居で獅子しめ切りの舞い。神社に着くと煙火が賑やかに打ち上げられ、社殿では祭事。境内の舞台では奉納の獅子舞い、演芸と続き、夜遅くまで祭りを楽しむ人たちで賑わう。
翌日は、昼過ぎから本祭り。町の中心に当たる集落から神社まで、子供神輿を先頭に二台の神楽を中心に笛、太鼓の音に合わせて道中行列が続く。神社について本祭りの祭事、獅子舞い奉納、演芸が行われ、夕刻祭りの全てが終わる。古くから受け継がれている羽織り袴やゆかた姿の道中行列、また「上の獅子」「下の獅子」と呼ぶ二体の獅子が、それぞれに所作や囃子が微妙に異なる舞いを奉納することは、当神社例祭の特色であろう。
由緒  貞享年間に旧神官宅の火災で史料を焼失、詳しい由緒は不明だが、境内に大木の多いことからも神社の古さは容易に想像出来る。元禄10年に諏訪大明神から池森大明神となり、天明8年に京都吉田司家より神社号を賜り、池守神社と改称した。
 明治39年8月神社合併勅旨が発布され、翌40年5月無格社道祖神神社が村社生守神社に合併、同年12月には無格社冨士森社、無格社若宮八幡宮、無格社滝の宮社が合併された。(「池守神社」が「生守神社」にいつごろなったかは不明)
 明治41年12月、村社大盤仙源神社、村社鹿島神社、無格社飯綱社が社生守神社に合併されて高仁神社となり現在に至っている。
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